【第1回:電子回路入門】機械技術者にも電気の知識が必要? – 知識不足によるリスクを解説

投稿日:2023年12月08日

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いつもMONOWEB通信をご購読いただき、ありがとうございます。
本日は、「新eラーニング」に関する最新情報をお届けいたします。

先月に引き続き、
近日中に新たなeラーニングをリリースいたします

12月中旬リリースに向けて準備をしておりますが、遅くとも年明けにリリース予定です。

今回のeラーニングは、
機械設計者向けに『電子回路の基礎から具体例まで』を学べる内容です。
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リリースまでの間、
電子回路に関する知識を深めていただけるメルマガをお送りします。

電気回路、電子回路について
知識を深めていただけるメルマガ(全4回)ですので、
ぜひお楽しみください。

あなたは、電気や電子の知識が足りないことで
こんな悩みを抱えていませんか?

● 電気技術者とのコミュニケーションが取れない

● 仕事の幅が限られてしまう

● 図面を見ても、図記号の意味がわからない

● 電子回路について、何から勉強していいのかわからない

● 電気・電子の基礎知識が足りずに困っている

もしこれらの悩みを抱えているなら、
今回リリースする「電子回路入門講座」がお役に立てるかもしれません。

機械設計者に対して、
「電子回路」知識のニーズが高まっている?

実は、機械設計における電子回路の重要性は、
徐々に高まってきています。

というのも、近年の機械は、電気や電子技術と統合され
高度な「インテリジェントシステム」へと発展しています。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • 自動運転車やロボットなどの自律制御システム
  • 5GやAIなどの先進技術を活用したシステム
  • ビッグデータやIoTを活用したシステム

これらのシステムでは、
電子回路が重要な役割を果たしています。

具体的には、

・自動運転車では、
 カメラやセンサーからの情報を処理して、
 車両の制御を行うための電子回路が搭載されています。

・ロボットでは、
 モーターの制御や位置検出などの機能を実現するために、
 電子回路が使用されています。

このように、

機械設計において電子回路の知識は、
機械の動作を理解するだけでなく、
新たな機能や性能を実現するためにも必要不可欠となっています。

また、
機械設計者に「電気・電子の知識」が必要とされる例としては、
このようなことがあるでしょう。

1)自動車メーカーでは、自動運転や電動化などの技術開発に伴い、
  電子回路の設計に携わる機械設計者の需要が高まっています。

2)家電メーカーでは、IoTやAIなどの技術を活用した新たな製品の開発にあたり、
  電子回路の知識を有する機械設計者の力が求められています。

3)製造業では、生産ラインの自動化や省エネルギー化を実現するために、
  電子回路の知識を活用した機械設計が重要となっています。

以上のように、
機械設計に対する「電子回路の重要性」は、
今後もますます高まっていくと考えられます

電子回路の知識が不足していると、
さまざまリスクを抱えてしまいます

では、電子回路の知識の重要性が高まる中で、
知識が足りないことでどのようなリスクが考えられるでしょうか?

山田さんを例に、見ていきましょう。

知識不足によるトラブル

大手自動車メーカーで機械設計者として働く山田さんは、
機械の構造や機構設計には自信がありましたが、
電子回路の知識はほとんどありませんでした。

そのため、機械の動作不良の原因を特定できなかったり、
電気技術者との意思疎通がうまくできなかったりと、
電気に対して、苦手意識がありました。

そんな中、
ある日山田さんが担当していた機械のモーターが突然動かなくなりました。

山田さんは、この時
モーターそのものの故障か、それとも電気回路の故障なのかを判断できず、
適切な修理や対策をとることができませんでした。

このことで、
機械の稼働停止や、故障が拡大するリスクが発生していました。

このようなトラブルが起きた時、
電子回路の知識が不足していると、適切な対策をとることができずに、
問題を引き起こしてしまう可能性があります。

山田さんは、このトラブルをきっかけに、
電子回路の知識を身につける必要性を感じるようになりました。

機械設計者と電気技術者の連携

機械設計者は、電気技術者と協力して
機械の開発や設計を行う場面が多くあります。

このとき、機械設計者と電気技術者の間で
技術的なコミュニケーションが行われます。

ですが、機械技術者に電気系の基礎知識がないと、
相手の仕事の流れが理解できず、トラブルになる可能性があります。

このような場面でも、
電気系の基礎知識があれば、相手の仕事の流れを理解し、
機能や品質を高めるための「高度な擦り合わせ」を行うことが可能です。

例えば、山田さんの場合、
機械の動作原理を説明する際に電気回路の知識を活用することで、
より正確でわかりやすい説明が可能になります。

さらに、機械の設計図を作成する場合には、
電気回路の知識を活用することで、
電気回路の配置や接続をより効率的に行うことができるでしょう。

以上のように、
機械設計者と電気技術者の連携を円滑に行うためには、
機械設計者にも電気系の基礎知識が不可欠と言えます。

昇進のチャンスをつかむ

機械設計者にとって、
電気・電子の知識は、昇進のために必要となることもあります。

例えば、モーターが突然動かなくなった際には、
電気回路の知識を活用して原因を素早く特定し、
電気技術者と協力して修理や対策を講じることができます。

また、過電流保護回路や異常動作検知回路などの安全機能を追加することで、
機械の事故を未然に防ぐことも可能です。

さらに、機械の動作をより深く理解し、
新たな機能や性能を実現するためのアイデアを生み出すことができます。

これらの取り組みは、スキルの向上だけでなく、
会社への貢献度を高め、昇進のチャンスを大きく広げることに繋がります。

『電子回路入門講座』は、機械設計者向けに
電子回路の基礎から応用までを学べるカリキュラムで構成されています。

イメージ中心で理解しやすい動画解説と実践的な演習を通じて、
効率的に実用的な知識を身につけることができます。

機械設計者としてスキルアップを目指す方は、ぜひ本講座をご検討ください。

以上、ここまでに

「機械技術者にも電気の知識が必要?」

についてお話をしてきました。

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次回(第2回)では

機械設計者が学ぶべき「電子回路」の知識とは?

をテーマにお話していきます。

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講座内容についても、
徐々に公開していきますので楽しみにしていてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

———– 連載「電子回路入門」 —————————-
 
第1回:機械技術者にも電気の知識が必要? – 知識不足によるリスクを解説
第2回:機械技術者が知るべき電子回路の基礎知識 – 実践に役立つポイント
第3回:電子回路を効率的に学ぶ方法 – カリキュラムを公開!
 
商品紹介:
電子回路入門講座(eラーニング)はこちら
 
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